チェリスト 北口大輔 オフィシャルウェブサイト

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北口 大輔(きたぐち だいすけ), チェロ
Kitaguchi Daisuke, Cello


12歳より父親の手ほどきによりチェロをはじめ、17歳で関西フィルとサン=サーンスの協奏曲でデビュー。東京藝術大学音楽学部、同大学院修士課程を修了。チェロを林俊昭、河野文昭の各氏に師事し、またウェン・シン=ヤン、フィリップ・ミュレール、ミーシャ・マイスキー各氏のマスタークラスにて研鑽を積む。

在学中より数多くのコンクールに優勝、入賞し、アゼリア推薦音楽新人賞、大阪府舞台芸術新人賞などの音楽賞を受賞。NHK-FM「ベストオブクラシック」「名曲リサイタル」「現代の音楽」「ブラボーオーケストラ」にて自身のソロ演奏が取り上げられ、またイギリス湖水地方、ドレスデン、ケルン、グラーツのヨーロッパ各地の音楽祭への参加をはじめ、アフィニス夏の音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、北九州国際音楽祭の各音楽祭にも度々出演している。

ソリストとしてオーケストラとの協演も多く、ドヴォルザーク、ハイドン、チャイコフスキー、サン=サーンス、シューマン、グルダ等の協奏曲を数多く演奏し、またバッハの無伴奏チェロ組曲全曲、ベートーヴェンのチェロソナタ全曲演奏会など多彩なプログラムでのリサイタルに取り組み、幅広いレパートリーを獲得している。

その演奏に対しては音楽専門誌からも高い評価を得ており、「全く危なげないソリストぶり、余裕の力演」「新鮮にして風格のある演奏」「安定した好演、聴き応え充分」(音楽の友誌)、「実力派、頼もしい存在感を披露」(モーストリー・クラシック誌)、「彼が入る事によりチェロセクションの音が格段に引き締まる」(朝日新聞)「端正で甘美なオペラでのソロ!」(日経新聞)など、その力量を賞賛されている。

また近年はジャズやロックなどの演奏にも本格的に取り組み、弦楽四重奏での演奏に対しては平成31年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。さらに無伴奏チェロでの自身の作曲、編曲作品を発表するなど新たなチェロ演奏の境地を開拓し令和2年度兵庫県芸術奨励賞を受賞。特にバッハのゴルトベルク変奏曲の無伴奏チェロ版への編曲と演奏は多方面から大きな注目を浴びている。

東京都交響楽団チェロ奏者、九州交響楽団首席チェロ奏者、同楽団首席客演チェロ奏者を歴任し、現在、日本センチュリー交響楽団首席チェロ奏者。大阪音楽大学特任准教授。

2022年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティ管弦楽団)の客演ソロ首席チェロ奏者にも就任。東西のオーケストラで重責を担う。

公式ホームページ
http://daisukekitaguchi.com




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